古いたぬきのオブジェクト。
空洞の目のディテールをもち
おそらく昭和初期ごろの個体です。
銘はなく、
匿名性の高い信楽たぬき。
錆びたような赤茶のまだらな釉薬と、
セメントのような淡いグレージュという
なかなか見かけない
取り合わせのカラーリング。
おそらく時を経る中で
以前の持ち主の元、
偶然か、意図的か、、
アクションペイントのように
ランダムな白い斑点が。
手捻りの笠のやわらかい造形、
全体的にスリムな美しいスタイルと
細やかな細部のつくり込み、、。
リアルではあるけれど、
適度に人懐っこさもきちんと併せ持った
"えんぎもん"らしいポジティブな佇まい。
存在感、迫力十分なサイズ感。
グリーンなどと合わせて
廊下や、床置きでも
しっかりとインパクトがあります。
自宅のみならず、
お店の守り神としても頼もしい、、
作者不明の名作、、
まさに、スペシャルピースです。
経年により
笠にわずかなチップ、
ところどころムラなどがありますが
全体の雰囲気を
損なうものではございません。
これからもまだまだ現役で
お楽しみいただける、
ユーズドコンディションです。
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高さ約33.5
横幅約15.0
奥行約14.5
※こちらの商品はusedとなります。
商品の画像、説明文にて状態の確認をお願い致します。
また、画像や説明文のみでは経年変化などお伝えしきれない場合もございます。
長い時間をかけて形成された趣き、個性としてご理解頂けますと幸いです。
¥35,200