50s以降に
伊豆/伊東で生まれた
どんどろ人形。
ブロンド、ロン毛(麻の繊維)の不気味な妖怪、、
ってところでしょうか、ルックスは。
なかなかのクレイジーな姿、、
アフリカやメキシコの
プリミティブなモノにも通ずる感覚、、
日本の古きオブジェクトの奥深さを
再確認させられます、、。
この個体は、頭が上下二段あり、
台座のラベルにも書かれている通り、
まさにそのルックスは
"トーテムポール"のよう。
身体がとても細い枝になったモノ、
目玉がビー玉になったモノ、、
いろいろな
バリエーションが存在していますが、
トーテムポールは、
より海外のプリミティブアートに
親和性の高い存在ではないでしょうか。
日本らしさ、妖怪っぽさも
ほどよく感じつつ、
洋書やグリーンなんかとの相性も
なぜだろう、不思議と良い。
かわいい、美しいオブジェクトは
もちろん良いんだけれども、
日本のちょっぴり迫力あるこの辺りも、
ぼくは引き続きプッシュしたいジャンルです。
、、、、
紙(新聞紙)を溶かし糊で固めて形作られた姿は
舌を出すという破天荒っぷり。
でも実はふざけてるんじゃなくって
"嘘はつかないよ" "二枚舌はつかわないよ"
ということみたい。超好感持てちゃう。
どん、は"よーいどん"から
どろ、は"土"を意味していて、、
人生の始まりから、
土(どろ)に還る終わりまで
災難、苦難を乗り越えられる
魔除けとして生まれたモノ。
まるで古くから伝わる民芸品の様に
そんなストーリーを盛り込まれ
1950年代に一人の男性によって
生み出された、、という
なんともマニアックな起源のオブジェクト。
なかなか強烈な第一印象ですが、
実は結構愛嬌ある表情に
じわじわ、引き込まれるはずです、、笑
状態はまずまずのユーズドコンディション。
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高さ約15.3
横幅約5.0
奥行約5.0
※こちらの商品はusedとなります。
商品の画像、説明文にて状態の確認をお願い致します。
また、画像や説明文のみでは経年変化などお伝えしきれない場合もございます。
長い時間をかけて形成された趣き、個性としてご理解頂けますと幸いです。
¥8,250